<黒豆おかき の レビューコーナー>
わたくし、黒豆おかきが「これはええぞ!」と思ったモノを紹介するコーナー。
ジャンル問わず、有形無形問わず、個人的な感想を「ざっくり」書きます。
専門家ではないのでその点はご了承くださいませ。
今年買ってよかったもの第四位: Final Fantasy XV
対応機種: PlayStation 4、X Box One, Windows他
制作会社: Square Enix
価格: 8800円 (ゲオとかであれば数千円で買えます。私は確か中古で購入)
備考: CERO C(15歳以上対象)
公式リンク: FINAL FANTASY XV(ファイナルファンタジー15) | SQUARE ENIX
実は、わたくし、Final Fantasyが大好きです。
プレイは、7(PS)→4(GBA)→6(GBA)、そして今回が四作目のFF。
全ナンバリングのストーリーは把握しております。
要するに大好きということでお願いします。
(0式、タクティクス等は分かりません)
2016年11月29日の発売日に買わなかったの?
というツッコミはなしでお願いします。
次世代機の性能をフル活用: オープンワールドアクションRPG
FInal Fantasyシリーズは、
戦闘などゲームシステムを作品毎に変更しています。
さらに、今作FF15は、Play Station 4対応の第1作目。
そして、今作満を持して打ち出してきたのが、
昔のゲームでは、技術的な制約により、
場所移動・戦闘への意向で、頻繁に画面変更・暗転が行われました。
しかし、このFinal Fantasy 15では、
移動・戦闘などあらゆる行動が、ひとつの「オープンワールド」で完結します。
なので、モンスターも野生の動物みたいな感じでウロウロしています。
オープンワールドとはいえ、結局はただのでかい「箱庭」なのですが、
車でドライブして一周しようとすると結構大変です。
以上のとおり、広大なマップでシームレス(継ぎ目なし)に進行するため、
自分がまるでゲームの世界に入ったかのような没入感が味わえます。
参考公式ムービー: 登場する場所をひたすら流す動画
FINAL FANTASY XV - World of Wonder Environment Footage /ファイナルファンタジー15 - YouTube
他にも色々とオープンなFinal Fantasy
1. メインストーリーの攻略時間が短い。
今作のFFは、非常に短いです。
(最後のほーにやたら長いダンジョンがひとつだけありますが)
というより、
早く終わらせようと思えば、早く終わらせることができます。
無論、A村の人物Bに会う、洞窟で物を取ってこいとか、
RPG特有のパシリ要素はありますが、非常に少なくなっています。
さらに、ストーリー上集めないといけないものも、
一部ですが、オプション要素となっており、
たとえイベント発生させず、集めていなくても、
ゲームの進行上「既に集めたこと」にされます。
(タイムリープという謎要素で引き返して、オプション要素はこなすことは可能)
指図を受けないとゲームが進行しない、
RPGの忌まわしき因習を最大限削いだ、
全く新しい形のRPGとなっています。
残念ですが、すべてのプレイヤーが世界観に馴染める訳ではありません。
あえてプレイヤーのやり方にゆだねる、新しいRPGの在り方だと思います。
2. ドライブ・キャンプ・料理、無駄にすごい生活感
RPGといえば、敵を倒しては、経験値稼ぎ。
そんなイメージが多いかと思います。
しかし、今作、移動手段はドライブなど、
無駄に生活感が溢れた要素が盛りだくさんです。
他にも、お馴染みチョコボレースや、キャンプ・料理などいろいろあります。
購入時はあまり重視してはいませんでしたが、けっこう大事な要素で、
「何が何でも経験値だ!」というRPG特有の空気を払拭しています。
ちなみに、稼いだ経験値は、
ホテル・キャンプ泊することで初めてレベルアップできる謎仕様になっています。
プレイヤーだけでなく、キャラクターにも適度な休憩は大事なようです。
3. 肝心のストーリーは?
ネタバレは無しですが、少しだけ。
全世界がえらいことになります。
だって、Final Fantasyだもの。
以上。
ひとつだけ言うと、
全体的に主人公ノクティス君を中心に据えたストーリー展開で進行します。
逆にいえば、群像的な要素は限定的ということです。
(何気ない会話とかはありますが)
よって、最後まで行っても明らかにされないところが多く、
人によっては、その「話の粗」に不満を持つ人もいるようです。
ただ、私は、あくまでそれを「作品」の要素としてみなしています。
個人的には、細かい説明・描写を少なくすることによって、
「未熟な王子」から「真の王」になるという
ストーリーの根幹をシンプルに仕上げることに成功したと思っています。
(小説でもそうですが、作者が何から何まで描写・説明を付け加えないといけないのか?というのが私の主張です)
上記、誇張気味に書きましたが、適当に流してください。
すべての人に捧げる全く新たなFinal Fantasy
上記の通り、今作は新要素盛りだくさんとなっており、
まったく新しいFinal Fantasyとなりました。
FF未経験者にも手がつけやすい内容になっていますので、
一度プレイされて見ればと思います。(最大の障壁は、Play Stationの価格か?)
今回のレビューは、終了です。
なお、2017年でプレイしたゲームとして見ても、FF15が一番です。
ではでは。
次回は第3位の紹介です。
2017.12.20 Wed 7PM