おかきズム

元ニコ動実況者(断じて有名でない)が、社会人になってブログ。グッズレビュー、アート、映画書評を書いてます。

来年受験の高校生たちに送る!黒豆おかきの受験勉強法

どうも、黒豆おかきです。


ついこの前センター試験が終了。いよいよ受験シーズンとなってまいりました。
今回は、来年受験する人たちに向けて、自分がしていた受験勉強方法についてアドバイスできればな、と思い、記事を書きたいと思います。


ちなみに私は文系ですが、数学・理科も理系とタメを張れるレベルで、塾講師で教えたこともあるので、まあまあいいアドバイスができると自負しています。若干偉そうな文体になってしまっていますが、アラサーのおっさんがなんか言ってんなーと受け流してくれればと思います。

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1. 参考書を抱え込むな

高校時代、周りを見ていてどうしてそんなことすんの?と思うのが、やたらと「参考書」持っている人です。正直、教科書も理解できていないのに、なんでそんなのやるの?という人があまりにも多い気がします。


無論、色んな本があって、本当に助けになるのであれば、いいと思います。ただ一番問題なのは、大して読み込みもしないのに、大量に持っているということです。

個人的な意見ですが、そもそも大学過去問集「赤本」さえあれば、後は要らないと思っています。(英語は適宜要るかもですが)大学受験のルールはシンプルで、合格点以上の点数をとる。これだけです。それに向けて受験勉強していくのが基本です。

 

さすがに赤本は、2年生で手をつけるのは早すぎるので話を戻しますが、この時期になると、そこそこの頻度で模試を受けると思います。その後、その復習をすると思うのですが、これがかなりの勉強になります。後それ以外にも前の学年のワークノートとかでもいいので、持っているものの中でやり込むようにしましょう。そこで得られるものはかなりあります。

とはいえ、新しい出会いが大きな目覚めにつながる場合もあります。ただその場合は、ゼッタイ読み込んでやるぞ!と思える本以外買わないようにしてください。

 

2. 模試の結果は気にするな

2年の冬。そろそろ進路を決めないと、、、みたいな雰囲気が出てきます。そして、例によって、河合とかの全統模試を受けるのですが、これが難しい。希望大学・学部や、ワンランク下の大学の合格率を見ても、E判定ばっかり。恐らく街ゆく高校2年生は、ため息を漏らしていることでしょう。


ただ、はっきり言って、コレあんまり意味ないです。全統模試は、そもそも高校2年に期待している学力を遥かに超えたような内容ばっかり。特に英語は、受ける全統模試によっては、かなりのレベルの高さです。

 

よく3年になると浪人生が来るから大変だぞ!みたいな追い込みがありますが、もう一点忘れてはならないことがあります。それは己自身の成長です。まだ1年ある、そこから積み重ねていけば、かなり成長します。そもそも前述の通り、内容が受験者に会ってませんし、3年になるとようやく並べます。あと当然試験の受け方も慣れていないだろうし、しっかり復習をこなしていけば、伸ばしていくことはできます。

 

私も最初はE判定ですが、気がついたら夏にはA判定でしたし、周りも平均点以下だったやつが、気がつけば有名私立を合格していたなんてザラにあります。(正直全統模試の判定も怪しいんじゃないのか?とも思ってます。2年までは中流層にやたら厳しい印象)


さすがに偏差値がドンケツなのに東大を目指すみたいな、ドラゴン桜的な展開を夢想するのは避けるべきだと思いますが、日進月歩すれば確実に伸びます。諦めずに頑張ってください。まだ目標を下げるには早すぎる。

 

3. 最後まで油断するな

ここで私自身の経験を話しますが、油断しない。これが非常に大事です。

練習で某大学に受験しに行きました。正直合格しても入学するつもりなかったのですが、それなりに真面目に取り組みました。

そして結果発表。この大学は郵便で結果発表が点数と共に連絡がきます。
2学部受験していて、1学部は合格しましたが、
もう一方の学部は、なんとあと「1点」で落ちました。


本番ではないとはいえ、これを見た時かなり驚きました。
こんなことって本当にあるんだ、と。

 

無論、試験は真面目に取り組みました。
ただ今振り返れば、原因は、「時間配分」だったかなと思っています。

受験で複数科目受けると疲れます。場所も緊張した空気ですし、時間も無駄に長い、さらに問題は難しいわで、息苦しさは半端ない。疲労も溜まります。そんな中、苦手な国語で時間配分を間違え、全問解きはしましたが、後半やや飛ばし気味になってしまいました。


苦手な科目ということもありますが、途中の問題でつい立ち止まって、時間を費やしてしまう。そのことばかりになってしまい、残りの多くの問題を忘れてしまう。一番危険なことです。皆さんはそんなことがないよう気を付けてください。

 

 

 

4. 最後に色んな教科に触れておくと

ワンポイントアドバイスは、ほぼ終わりですが、最後に各教科のアドバイスもしておきたいと思います。サラーっと読んでもらえたらと思いますが、文系なので、理系の方にはそこまで参考にならないかもしれないです。(特に理科)

 

  • 数学: 
    「解き方」が全てです。この教科ほど復習が必要な教科はないと思っています。間違えた問題は、復習して、自分の知恵にしていく。耐性をつけていく必要があります。記述式模試だと、解き方さえしっかりしていれば、途中でも部分点が取れるので、しっかり稼いでいきましょう。文系でも理系に勝てます。(ただし数III、数Cはやってないんで、そこからは勝てないですが、、、)

  • 英語: 
    参考書を否定しましたが、1冊くらいあってもいいかもと思える教科。色んな文を読んで耐性をつけるのがベスト。ただ、大事なのは「文」に触れることです。文の構造を解く、意味を知る、それが語学で最も大事です。コンテキストも文脈もない、単体の英単語と遊ぶのは止めましょう。英単語帳なるものを完全否定するつもりはありませんが、単語帳通りの日本語に当てはまらないことがあります。英語と日本語、絶対に超えられない境界があって「超訳」的な作業がどこか必要なのに、単語帳を鵜呑みにするばかりに、文で理解しない人が多すぎる印象です。使うにしても、恐らく高1に学校に1冊買わされると思いますので、それ以外買う必要はありません。(スペルの練習は本当に意味がないのでゼッタイ止めましょう、寝た方がマシです)

  • 社会(世界史/政経): 
    参考書は焼き捨てて、教科書読みましょう。単語という呪文だけ覚える「修行」はやめにして、ゲームの攻略本並みに読み込めばいけます。世界史であれば、山川の世界史を購入推奨。記述式の世界史についても、教科書だけで腐る程ネタはあるので、しっかり読んでいれば書くことはできるはずです。ただ、オタク問題しか出さない有名私立はその限りではない。(唯一の良心、同志社は除く)

  • 生物: 
    理科系教科の中で、暗記科目傾向が強いので、これもしっかり教科書読む必要があります。
    あと「この結果が得られた場合分かることは?」といった、科学的な思考を求められることがあるので、自分に「芯」を持って、考える癖をつけた方がいいです。まあこればっかりは模試で実践していきましょう。(といっても生物Iしかやってないんですけどね)
  • 国語:
    1番の苦手科目。ごめん、こればっかりは分からん。祈りましょう。
    漢文さん、得点ください!!

 

それでは、今回は以上です。
長々と書いてしまいましたが、といっても受験したのも10年前。もうアラサーのおっさんが書いた話です。学生時代塾講師していましたが、内容がその年によって変わっていきますし、年長者に聞いたところで、あんまり役に立たないかもしれません。


なので、もし悩みを持っている学生諸君は、教育現場の第一線で働く、学校の先生、塾講師の方に頼るのがいいかもしれません。とはいえ、今回この記事を書いたので、誰かの一助になればと思います。

 

がんばれ、受験生諸君。己を信ずれば、道は開ける。

 

ではでは。

 

2020.1.29 Wed 11PM

 

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by ギノ