おかきズム

元ニコ動実況者(断じて有名でない)が、社会人になってブログ。グッズレビュー、アート、映画書評を書いてます。

ユニクロのアートTシャツを買ってみた。アートにかける衣類メーカー

どうも、おかきです。

 

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今日は、久々にゆる〜い記事になります。


みなさんご存じユニクロで、アート作品をプリントしたおしゃれなTシャツが売られていました。何年か前から定期的にやっていたのは知っていましたが、ついつい今年は手をつけてしまいました。

今日はその報告記事です。

 

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1. 購入したアートなTシャツたち

ユニクロは、グラフィックデザインTシャツを『UT』と名づけて数多く発売しています。全てかどうか?まではうろ覚えですが、だいたい1500円程度。ユニクロファストファッション精神そのままで、アート作品を自分のファッションに取り込むことができます。


それでは、早速購入したTシャツを早速紹介したい。

 

1番手は、KAWSのコンパニオンTシャツ

 

言わずもがな、超有名ポップ・アーティストのKAWS
眼鏡がバッテンの定番ドクロ君を堂々とプリントアウトしたTシャツ。可愛らしいTシャツではあるが、ただの白シャツを着るよりどうせならアートなやつにしようという、低レベルファッション思考に基づき購入。

ちなみに、この定番キャラには名前があり、Companion(コンパニオン)と言うらしい。アートブロガーを勝手に自称している自分だが、恥ずかしながら知らなかった。

 

 

 

2番手は、ピエト・モンドリアンの『赤と青のコンポジション No.II』。
私の敬愛するモンドリアン先生の作品が胸に刻まれている。

 

これは買うしかない。

 

ただ、私の個人的な好み抜きで買う人もいるのではないだろうか?
白地に「黒の直線」と「赤・青の四角形」しか描かれていないが、ミニマリスト的な美感は現代人にも刺さると思う。(シャツを買うかは別として)

 

最後3番手は、アンディ・ウォーホルの『フラワー』。

現代アート好きといったら大抵みんな大好きウォーホル。(逝去した35年を”現代”というのもどうかと思うが)彼の作品をモチーフにしたTシャツはいくつもあるが、これをチョイスすることにした。

このシャツの魅力は、やはりなんと言ってもシックな黒で輝く左胸の作品ではなかろうか。きつめの明るいオレンジとピンクが、いい感じに大人っぽい色気を放っている。ユニクロのアートTシャツは今まで何度か見たのだが、個人的にはこれがナンバーワン。私もそんな色気に誘われて買うことにした。

なお写真に写ってはいないが、背面にはデカデカとサイン調の「Andy Warhol」と書かれている。自分は何らかの上着を着ていくが、一応買う前に確認することをおすすめ。

 

 

 

2. ユニクロ x アートのコラボについて 

ところで、ユニクロというと何を思い浮かべるでしょうか?

安価な衣類を提供してくれる小売店ヒートテック、エアリズムなど機能性衣類を作っている衣類メーカー。柳井会長が作った日本の大企業。そんなところでしょうか。


ただ、ユニクロが、世界中の美術館とパートナーシップを締結しているということを知っているでしょうか?
実は、数々の美術館と協力しており、その中にはルーヴルなど、誰もが知っているような美術館も入っています。

 

<ユニクロ:パートナーシップ締結>
※2022/4/23現在時点情報

 

Tシャツにアート作品をプリントして売りたいだけでは?と思われるかもしれませんが、実はユニクロは、精力的にアート事業に関わっています。なんと過去にユニクロの製品でロンドン展示会を開催したことがあります。2019年「サマセットハウス(Somerset House)」で開催した展示会の名前は、「The Art and Science of Lifewear: New Form Follows Function」。にれん形状の青いエアリズムを多数吊り下げて、独特の空間を作り出したインスタレーションなど、展示会名にある通り、自社の工業製品でアート作品を作り上げています。

 

www.uniqlo.com

 

また、世界的権威MoMA(ニューヨーク近代美術館)のチャンネルの中の動画で、『Uniqlo Art Speak』という動画があります。こちらは展示会と違い自社製品ではなく、プロの人がアート作品を紹介する動画で、ユニクロは協賛社として参加しています。ひと月に数回と、そこそこかなりの頻度でアップロードされる動画で、中々の入れ込みようです。

 

www.youtube.com

 

 

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今回は、これで以上です。

いつもはアート展のレビューなり、書籍紹介ばっかりですが、たまにはこんなゆるっとした記事もいいですね。アートのための財団を抱えるカルティエと比べては小さいかもしれませんが、ユニクロの今後のアート事業に今後も期待です。

あと、ユニクロというと期間誌『Lifewear』がとても好きですね。無料で配っているとも思えない異常なクォリティーの高さ。ついつい店舗で見つけると手にとってしまいますね。皆さんも服だけでなく、本も見てもらえればなと思います。彼らの衣類に対する意気込みが感じられます。

ではでは。

 

2022.4.24 Sun 7PM

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