おかきズム

元ニコ動実況者(断じて有名でない)が、社会人になってブログ。グッズレビュー、アート、映画書評を書いてます。

小学2年生のクリスマス「深夜家に上がり込んでくるとか、普通に怖くない?」

今週のお題「クリスマス」


どうも、黒豆おかきです。

12月といえば、クリスマス。
家族・友人・恋人たちが街・家で思い思い楽しむクリスマス


そんなわたしはというと、、、

 

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唐揚げ弁当食ってました。  うん、おいしい。

 

 

 

それはそうと、今回サンタにまつわる話です。
そう、好きなものを何でもくれるサンタさんです。


私ももちろん好きです。普段どれだけ素行が悪くても、サンタさんだけは自分の言うことに従ってくれる。ゲーム、プラモデル等、何でも買ってくれました。
とはいえ、そんなみんな大好きサンタさんとは何か気付く時があります。



私の場合は、小学二年生の時でした。
(恐らくかなり早い部類?かと思います)

私には、3歳上の姉がいました。姉弟の構成だとよくあることだと思うのですが、弟である私は、基本姉について回っていて、友達と遊ぶことはほぼなく、姉とばっかり遊んでいました。趣味も特に理由なく姉に合わせておく。セーラームーン、おじゃ魔女ドレミを一緒に見ては、土日はシルバニアファミリーで人形遊びをしていました。

なので、クリスマスプレゼントも必然的に姉に合わせていました。
その時は、男の子らしからぬ、シルバニアファミリーの家。姉は三階建ての赤い屋根の豪邸、私はカントリー風の一階建てでした。(姉の奴は今でも売ってるっぽいですね)



さて、クリスマスイブ当日。
プレゼントも楽しみですが、そのときは鶏肉にしか頭になく、容赦無く骨つき肉にむしゃぶりついていきます。(外食が少なめ、ジャンキーな食事もしないので結構こういうのが貴重)そして、その後お待ちかねのケーキ。大人になると紅茶と食べるとこれが本当に美味しいのですが、子供の頃はそのまま食べてたんでしょうか?それはそうと、ケーキ食べた後は、子供は寝ろ!となりました。


うちの家は一応子供部屋みたいなのはあるのですが、それを使わずにリビングの近くの和室の畳部屋で4人仲良く川の字で寝るという、恐らく珍しい家だったと思います。
姉は寝るのが得意なので先に寝てしまい、それに続いて8時、9時くらいで私も寝てしまうのですが、この時はなぜか起きてしまいました。

それはなぜかというと「足元」が気になったのです。
足元にはイルミネーション点滅中のクリスマスツリーがありました。リビングは頭の方向にあるので、ツリーはその真反対。きれいな輝きを放っていましたが、真っ暗の隅っこにポツンと置かれていました。

綺麗なツリーを眺めながら、昨年の経験から、足元のツリーにプレゼントが置かれていたことを思い出しました。今年もプレゼント来るかなぁーと思いながら。この頃は、どこから「来るかなぁ、来ないかなぁ」とどこか不安めいたところもありながら、胸躍らせていましたね。


ただ、あれ待てよと、思いました。
サンタさんはどこから入ってくるの?
 
うちの実家は当然煙突なんてありません。よって、窓・玄関からしか入れません。でいくと、和室のツリー近辺の窓から入ってくるしかありません。(インターホン押して入ってくるとは思えないので)


ただ冷静に考えると、
足元の方から赤い服のおっさん入がり込んでくんの?


いや普通に怖くない??と思いました。
世間一般の子供はもっと純朴、疑うということを知らないはずなのですが、私はひねくれ者なので、心も薄汚れています。サンタ=「知らない人」と頭の中で繋がりはじめると、もう止まりません。


何で知らない人が、プレゼントくれるの?
何で知らない人が、自分の欲しいプレゼント知ってるの?
何で知らない人が、家に入ってくるの?
ていうか何で深夜に来るの?何で寝込みなの?昼にツラ貸せや。


流石に小学二年生だったので、正直不安になってきました。自分はどうなるの?自分の家族はどうなっちゃうの?とか。差し迫った「脅威」に感じました。


そんなことを考えていると、リビングから父のただいまの声が聞こえました。
父が帰ってくるのは10時なので、軽く小一時間くらい寝起きしていたことになります。ただ、その末である一つの結論に至りました。


お父さんお母さんがきっと守ってくれるはずだと。

 


正直結論だと言える結論でもありません。
今までもそうだったように、きっとそうなるだろう、というただの期待です。ただ、去年も問題は特になかったという事実が安心させてくれました。無論どんな輩がやってくるんだ、という思いもありましたが、その安心もあり、ふっ、と眠りにつきました。


その後、感覚的には数分後、目を覚ますと朝でした。
特に何かあったわけでもなく、平和な朝。そして足元には巨大なプレゼント箱が置かれていました。

 

そして、自分はある一つの結論に至りました。

 

 

犯人はこの中(家庭)にいる。

 

 


小学二年生のクリスマスで、一つ大人の階段を登りました。

 



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これで今回の記事は以上です。
クリスマスのこの時期に雰囲気ぶち壊しの記事でごめんなさい笑

ただこのクリスマスの議題を書くよう言ってきたのは、はてなブログの方なので、文句はそちらにお願いします。
ではでは。

2019.12.30 Mon