おかきズム

元ニコ動実況者(断じて有名でない)が、社会人になってブログ。グッズレビュー、アート、映画書評を書いてます。

今年の総文祭(2020)は、ネットで実施!ネットでアートを堪能しよう。

お題「#おうち時間

 

どうも、おかきです。

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最近ニュースでは、非常事態宣言解除もあり、コロナ自粛緩和ムードに包まれていますが、その一方で、「気が緩んでる」とか「第二波警戒」とか、まだまだ気の抜けない状況は続いているようです。

特にアートに関しては、活動開始には当分時間がかかりそうですね。
一応、5月の上旬に政府が改訂基本的対処方針を策定、東京都など特定警戒地域を含め、密集防止策を条件に美術館の再開は容認。あとは、自治体判断次第では再開できる状況にはあります。(パチンコ店よりはだいぶ優遇されていますね)。とはいえ、アートはエンタメの一種。不要不急と言わざるを得ません。特に大展覧会は難しいかも、、、という状況です。

そんな中、「総文祭」が初のネット開催というニュースが舞い込んできました。
今回は、そんなニュースの紹介記事です。

 

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1. 総文祭とは?

総文祭とは、全国高等学校総合文化祭の略。

要は、高校の文化系部活の全国大会。
言うなれば、インターハイの文化系ver.です。


種目は多種多様、〇〇系は私の感覚ですが、まとめるとこんな感じです。
全部で何と19部門、こうみると結構多いですね。

この1部門の中にも、当然何種目か分かれていたりするので、中々の数になると思われます。
当然、私が愛する美術部門もそこにあります(大事)。

  • 音楽系:吹奏楽、器楽・管弦楽、日本楽器、合唱、マーチング
  • 芸能系:演劇、吟詠剣詩舞、郷土芸能
  • 芸術系:美術・工芸、書道、写真
  • 勉強系:放送、弁論、新聞、文芸、自然科学
  • 競技系:囲碁、将棋、小倉百人一首、かるた


音楽・演劇以外は、創作物を展示するだけでしょ?と思ったのですが、新聞とかになると、開催地で、制限時間内にインタビューをして回る?といった結構アクティブなことをやるようです。




あと、私は全然知らなかったのですが、この文化祭は(インターハイもですが)年1回開催する度に、都道府県を巡回している模様。今回で第44回、高知県で7/31~8/6に開催予定でした。

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ただお察しの通り、新型コロナウイルスの感染拡大懸念により、中止となってしまいました。
インターハイといい、甲子園といい、高校生たちの青春の1ページがまた無くなっていくのは、非常に残念な気持ちではあります。


ただ、その代わり、何とネット開催を実施することになったようです。

生徒実行委員会メッセージ | こうち総文の最新情報

 

公式サイトのメッセージは、中止を連絡するだけの非常にシンプルなものなのですが、「本来とは違う形にはなりますが、総文祭を開催できることを私たち生徒実行委員一同うれしく思っています。」と、非常に前向きなコメント。高校生の前向きな姿勢に、素直に感動です。






2. 私的に注目すべき競技


さて、次に私個人が注目している部門をピックアップしていきたいと思います。
どれも魅力のあるものばかりなので、迷いましたが、特にと思ったのをチョイスしてみました。

 

  • 美術・工芸:
    アートブログなので、ここは外せません。ごめんなさい。

    何と高知県立美術館に、絵画・版画・彫刻・デザイン・工芸・映像など約400点を展示、とのこと。何となく写実的な無難な作品ばかりじゃないか、という気もしますが、新しい感覚を与えてくれるような作品に胸を躍らせています。正直これくらいボリュームがあるのであれば、ネット展示でも、数百円くらい、お金とってもいいんじゃないでしょうか。

    なお本来であれば、全国の作品を制作した高校生たちと、一対一のフリートークができる予定でしたが、恐らく今回は中止と思われます。。。ただ、県立美術館に展示くらいはできそうなのですが、それもしないのか?まだよく分かりません。できれば立ち会いたい。。。

  • 写真:
    全国各地の300枚以上の写真が展示とのこと。(美術館ではなさそう)
    恐らく風景写真等が多いような気がしますが、アート性を感じる写真を期待したいと思います。ただネット上の掲載だと、Google の画像検索画面みたいになりそうなので、そこが残念ですね。。。やはりアートは時間と場所を共有してナンボかと。とても残念です。

  • 新聞
    ちょっと地味ですが、一枚ものの記事にまとめられたものを読んでみたいです。先にも述べた通り、現地インタビューなしになってしまうので、どうなるか分かりませんが、楽しみにしています。自由な発想期待しています。

  • 吟詠剣詩舞:
    初め見たとき、読み方に迷いました。ぎんえいけんしぶ、で良いようです。
    漢詩と和詩に節をつけた吟詠と、それに合わせた剣舞・詩舞の伝統芸能だそうです。

    Youtubeで見たのですが、大らかな舞でもなく、歌舞伎めいたド派手な演出というよりは、かなり「凛」とした、キビキビとした立ち回りが多い印象ですね。

 

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今回はこれで以上です。


ネット開催なので、現地に行かなくても楽しむことが可能。
コロナの第二波がいつ来るかわからない今、仕方のないこと。あまり喜ぶべきことではないのですが、手軽に全国の高校生たちの活躍を楽しめるという点では、良いのではないかなと思います。(そもそも文総祭自体知らなかったのですが)

ただ、前にもチラッと言いましたが、やはり作品と場所と時間を共有することが大事です。できれば、その場の空気感も味わいところですね。。。。

 ではでは。

 

2020.5.19 Tue 10PM 

 

[総文祭: 公式サイト] 

www.2020kochisoubun.com

 

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