どうも、おかきです。
今回は久々ガジェット系の記事です。
数ヶ月前、↓の記事で報告していましたが、iPad Pro(2020年モデル)を購入しました。
その購入の目的としては、iPad本体、、、ではなく、そのとき新しく発売された、外部接続キーボードの『Magic Keyboard』。これが欲しいがために、新しいiPadをわざわざ買ってしまいました。
キーボードだけでも、価格が30,000円以上もする、無駄に高価格帯。ただ、機能は、タイピングとタッチ操作ができるだけというシンプルなキーボード。本当に買う意味があったのか?、この記事では使用感レビューをしていきたいと思います。
1. Magic Keyboardって何?
そもそもMagic Keyboardとは?というところから始めると、Apple社が開発したキーボードのことです。少し前まで、「ノートPCのMacBook向けに作られたキーボード」だったのですが、今年の4月ごろにiPad Pro 2020年モデル向けに、一体型キーボードのアクセサリーとして発売されました。
機能は、iPad Proを磁石で接着させて、タイピング。それだけです。
あとタイピングするだけでなく、タッチ操作可能なTrackPadも一緒についています。
今はそうでもありませんが、発売直後Youtubeのガジェット界で、賑わいを見せていました。
なお、価格は、31800円(税抜)、めっちゃ高いです。
(ちなみにiPad Proの12.9インチ版だと、税抜37800円です)
2. 感想は?
ケツの論から言って、最高です。
まず、なんと言ってもタイピングの感触は最高です。
感触のいいプラスチック、程よいタイピングの深さ。硬すぎず柔すぎずの程よいタッチ。キーボードのガジェットというと、見た目だけでちゃっちぃものもありますが、これは誰もが納得のいくキーボードだと思います。(キーが深いのが好きな人には会いませんが)
Macを使ったことがある人にわかりやすく言うと、ちょうどMacBookにあるキーボードが、そのままiPadに来たという感じです。細かいキーの大きさは調整がかかっていますが、配置がほぼ全く同じということもあり、操作はすぐ慣れました。
あと、このMagic Keyboardは、iPadが「宙に浮く」構造になっているのですが、タブレットが多少なりとも高い位置に来るので、快適にタイピングすることができます。
微々たる高さ確保ではありますが、キーを触る手が画面を遮らないというのが非常にいいです。大抵の一体型キーボードは、地べたにタブレットを置いてしまうので、視点が低く、キーを触る手が画面の邪魔をしてしまいます。PCも似たようなものですが、画面が小さい分致命的です。なので、今までワイヤレス接続のキーボードばっかり買ってました。
ただ、このMagic Keyboardは、視点が少し高いところに来ているので、その心配はありません。また、ワイヤレスと違い、タブレットから直に給電するので、充電がいらない分気軽に使えて助かってます。
3. よくある質問に答える
次に、よくある質問に答えていきたいと思います。
思うがまま!、書いてみたので、是非参考にしてみてください。
- タブレットの傾斜範囲が狭いけど大丈夫?
これが一番懸念していましたが、案外大丈夫です。普通にデスクにタブレットを置いて、座って操作している分には不自由はありません。極々たまに、「気持ちもう一声!」みたいなシーンもなくはないですが、本当にそれは「気持ち」だけの問題。タイピングし始めれば、そこまで気になりません。 - iPad Pro(471g) + キーボード(600g)で1キロ超えるけど、重くない?
11インチだからかもしれませんが、個人的にはそこまで感じません。
1キロ以上という数字から受ける印象以上に、PCと違い平面積が小さい分、コンパクトに感じられます。
ただ、思ってた以上に、「重さ」より厚み x 重さの「ゴツさ」があるのも否定はできません。まあ、12inch MacBookなどコンパクトPCと比較しなければ、そこまで気にならないと思ってます。 - Trackpadのスペース狭くない?
基本気になりません。特殊な作業をするようであれば、わかりませんが、ブラウジング程度では特に問題ありません。(なおタッチ感度は設定で引き上げ可能) - 装着したままだと、Apple Pencilが使いにくいけど。。。
タブレットの傾斜が高いから、接続状態ではApple Pencilが使えない。よくYoutubeレビュアーが指摘していますが、そもそも外して使えば?と思います。マグネット接続なので手軽に外せるはずです。(Logicoolははめ込み式なので、外すの面倒だろうなぁと思い、諦めました)
あと、キーボード部分を畳んで使えるSurfaceとよく比較されますが、Surfaceは、キー部分を下にして折りたたむことになります。その上でペン操作するの怖くない?というのが正直な印象です。 - このMagic Keyboardを買って、何が一番変わったの?
ブログ作成にせよ、日記にせよ、気が向いたらタイピングできる。
4. 最後に:お値段に見合うのか?
この記事を通して伝えていますが、商品単体としては、間違いなく完成度は高いです。
ただ、一方で3万円以上も払って得する人はかなり限られてくるのではないか?と思います。完成度の高さは質問コーナーでも言った通り、私としては不満点は少ないですが、価格はやはり高い。これほどの金額があれば、そこそこいい服や家電は買えますし、旅行に行くこともできます。正直「メリット」で考えると、より慎重に考える必要があります。
それに、そもそもキーボード程度であれば、いくらでもあります。Amazon、家電屋に行けば、もっと安いのはありますし、機能性が高いものはいくらでもあります。
ただ、私はその上で決断しました。購入した今も後悔はありません。
私としては、ここに当てはまる人がそうなのかなぁ、と思っています。
- iPadの使用頻度がとにかく高く、とにかくタイピングしたい人
iPadで「とにかく」タイピングが第一条件です。長時間タイピングしないのであれば、他の5000円くらいのそこそこのやつを買いましょう。幸せになれます。(同じくApple社のKeyboard folioは値段の割にちゃっちぃので買ってません) - 妥協ができない人、キーボードを巡る旅がしたくない人
これで行くんだ!という人こそ買いましょう。中途半端に拘る人は、結構探すので、余計に出費がかさむかも。私の場合、Magic Keyboard含め3つで済んでますが、もっと買うところでした。 - iOS端末でアウトプットしたい人(iPad⇆MacBookの行き来が嫌な人)
結構これ重要。Day Oneなど、iOS端末の画面の方が見やすかったり、操作しやすかったりします。PC必須の時代は終わりか、、? - MacBookと同じ配置・感触でタイピングしたい
MacBookのキーボードっていいよね。
あと、最近気がついたのですが、このMagic Keyboardを購入した途端、私のMacBookを開くシーンが一切なくなってしまいました。。。あれだけ意気込んで買ったMacBookですが、ちょっと寂しさを覚えています。
MacBook 12インチは、取り回しもいいので、嫌いではないのですが、やっぱりタブレットの手軽さと比べてしまうと負けてしまうんですよね。。。正直、いま売却も真剣に考えています。
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今回の記事は、これで以上です。
キーボードに3万円も使うなんて初めての体験。このキーボードを購入するために、新型iPadも購入しているので、実質十数万円の投資になりましたが、後悔することにならなくてよかったです。
記事の途中にも書きましたが、気軽にタイピングできるというのが非常にいいです。ブログにせよ、結構自分は飽き性なので、気が向いたら書く、というのが非常に多いです。このMagic Keyboardを買ったことで、今まで以上にアウトプットがサクサク進むので、とても快適です。今後のブログ生活に存分に活かせるよう、ガンガンタイピングしていこうと思います。
ではでは。
2020.8.24 Mon 10PM
[ブログ更新告知用Twitter]
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